大阪府立高校入試の英語、事前対策こそが合格のカギ

執筆者 | 2018年01月15日 | IELTS対策, TOEFL, 英検

目次

大阪府立高等学校の英語の入試は、4技能が重要視されることになりました。これから高校入試を控えている中学生は、ぜひ英語のライティングとスピーキングの対策もきちんと行う必要があります。

今回は、平成29年度以降に変わった、大阪府立高校のC問題に対してどのように対策していく必要があるかをご紹介したいと思います。

大阪府立高等学校の英語学力検査問題改革とは?

大阪府教育委員会は、平成29年度の大阪府立高校入学者選抜から、難易度が最も高い英語の学力検査問題(=C問題)を大きく改革することを発表しました。

つまり、C問題の内容がかなり難しくなる!ということです。

そしてその改革のキーワードはズバリ、「4技能」です。

4技能とは、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つの能力のことを指しています。

では今までの試験とどのように変わっていくかを見ていきましょう。

ライティング、スピーキングが重視される

今までの入試はリーディングとリスニングの二つが中心でしたが、今後は4技能をバランスよく習得することが目的とされるために、今までよりもライティングとスピーキングが重視されるようになります。

問題文は全て英語で書かれる

英語学力検査問題のC問題の問題文は全て英語で書かれることになりました。

英語の問題文が何を示しているのかまず理解としないといかないので、英語で英語を理解することがより重要となりました。

外部検定テストとの連動性

現在検討されている外部検定テストはこちらの3つのテストとなります。

TOEFL iBT
IELTS
英検

外部テスト換算表

上記の換算表で紹介されている3つの試験の比較ですが、個人的にはこの表の各スコア比較には違和感を感じます。

TOEFLとIELTSは海外大学への留学に主に必要となる試験で、海外大学の授業で必要となるアカデミックな英語が求められます。

そのため、アカデミックな単語やアカデミックライティングといったかなり高度な英語の運用能力が求められます。

英検も1級や準1級は2級までの内容と比較するとかなり難しくなりますが、それはTOEFLやIELTSで求められている難しさとは違います。

一般的な中学生には、読み替え得点率100%のレベルはかなり取得が困難かと予想されます。(おそらく日本の大学生の大半もこのレベルに達していないと推測されます)

 

大阪府公立高入試 英語C問題対策問題集

大阪府公立高入試 英語C問題対策問題集で市販されているのはこちらの本しかありません。

C問題が出題される大阪府内の公立高校を受験する受験生は、早めにこちらの本で対策をしておきましょう。受験日が近づくと在庫切れになることが多いので、早めの注文をおすすめします。

まとめ

大阪府立高校入試の英語は4技能を求められる試験となりました。

今後日本の英語教育は「4技能」というのが重要な考え方となっていきますので、これからもどんどん同様の取り組みが他府県でも行われていくでしょう。

大阪府の公立高校でC問題がある学校を受験される方は、ぜひ早めに対策をしておきませんか?

大阪の英会話スクールPHILLIP JAMESではIELTS対策を行ってますので、ぜひ外部テスト対策を早めにやって当日の負担を減らしましょう。

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