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こんにちは、お久しぶりの大阪市の英会話スクールPHILLIP JAMESのTomokoです。
今回は、最近世界で話題になった音楽、OASISの「Don’t Look Back in Anger」についてです。
最近テレビを騒がせた国際的なニュースのひとつが、マンチェスターのテロ事件。
若者、というよりも子供たちを中心に大きな被害を出した、現在も捜査中の大変な事件です。
すぐ後に、イギリスのテロの脅威度を示す指標が最高ランクまで引き上げられ、日本でも連日報道されているので、心を痛めている方も多いかもしれません。
そんな中でも、マンクニアン(マンチェスターの人たちをこう呼びます、浪速っ子、みたいなものです)達は事件を忘れず、しかし恐れず行動しようと集会やイベントなどで団結を示しています。
「Don’t Look Back in Anger」は、もともと世界的にとても有名な曲でしたが、テロ後にマンクニアン達が町の色々な場所で大合唱して心の結びつきを示したこと、その光景がネットを中心に世界中に拡散されたことで、再度脚光を浴びることになった名曲です。
OASISって??
OASISは1991年に結成されたマンチェスター出身の世界的に有名なロックバンド。
マンチェスター中心部Northern Quoter地区にある、Afflecksというビルの壁面のモザイク画にも描かれているほど地元でもとても人気があり、みんなが誇りにしているバンドのひとつです。
ちなみにAfflecksはアーティスト達が自作のアクセサリーや服などを販売する店が集まったマーケット・ビルで、観光地としてもとても人気があります。内装もとても面白いので、機会があればぜひ行ってみてください!
ちなみに英語の発音では「オアシス」ではなく「オエイシス」になりますので、海外の人と話すときは是非この発音で・・・・。
Don’t Look Back in Angerってどんな意味??
さて、肝心の曲についてですが、「Don’t Look Back in Anger」は映画のテーマや日本のCMでも何度か使用されているので、皆さんも聞いた事がおありかもしれませんね。私はこの曲が大好きです!
ちなみにこのタイトルの意味は、直訳すると「怒りとともに振り返らないで」という意味になります。
しかし、歌詞や話し言葉は直訳では意味が取れないことが多く、ニュアンスをとらえる必要があります。
というわけで、この言葉を歌詞全体のニュアンスをとらえて意訳すると、「怒りに捕らわれないで」や、「過ぎた嫌なできごとに捕らわれないで」というような意味での解釈がしっくりきます。
テロという最悪の出来事の後でも、それを忘れることなく、でも怒りや恐怖に捕らわれることはなく、前を向いて進んでいこう。
とお互いを励ます、そんな意味でこの曲をマンクニアン達は合唱しています。
実は、歌の内容自体は恋愛に関するものですが、そんな小さなことは置いておいて、この歌が今のマンクニアン達の気持ちを代弁する曲として町全体に満ちている、ということです。
聞いたことがないけれどご興味が湧いた、という方は、是非聴いてみて下さいね!
まとめ
OASIS「Don’t Look Back in Anger」がこんな形でまた有名になるのは少し悲しいですが、OASISの名曲なので、聴いたことがない人は絶対聴いてほしい曲ですね。
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