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大阪駅前第四ビルの英会話スクールPHILLIP JAMESです。
IELTS(アイエルツ)のライティングが上達しないと悩んでいる方、その原因はご存知ですか?
もしあなたがIELTSのライティングセクションで、I, he, she, weなどの主語を使っているとしたら、それは改善しなければいけません。
今回はあなたのIELTSのライティングスコアを上げるきっかけになる、”Nominalization”の使い方についてご紹介したいと思います。
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Nominalizationって何でしょう?
Nominalizationとは日本語で「名詞化」という意味です。
“Nominalization”とは、動詞や形容詞などの単語を名詞に変換することで、動詞や形容詞を主語や目的語として使用することが可能になります。
では”Nominalization”をIELTSのライティングでする必要って何なのでしょうか?
Nominalizationのメリットとは?
Nominalizationのメリットを考える前に、IELTSのライティングで求められること考えてみましょう。
IELTSのライティングでは、「客観性」や「論理性」が求められます。この2つを英語で表現するためには、主語を”I”や”He”などにしていてはダメなのはあきらかですよね?
その時に役立つのが、Nominalization=「名詞化」というテクニックになります。Nominalizationをすることで、英語の文章に「客観性」や「論理性」を持たせることが出来るのがメリットです。
次に、Nominalizationを実際にどうやって使うかをみていきましょう。
Nominalizationの使い方
能動態と受動態
Nominalizationを使う時に大事なことは、能動態と受動態の使い分けをすることです。
例)
We compare A with B. (能動態)
The comparison between A and B is done by us.(受動態)
今回は”Compare”という動詞を”Comparison”という名詞に変更してみました。Nominalizationをして受動態にするメリットは、動詞の主語が誰かを言わなくて済むことです。
The comparison between A and B is done by us.
パラフレーズ
Nominalizationはパラフレーズにとても便利です。パラフレーズとは「言い換え」をすることですね。
パラフレーズが英語のライティングで大事なのは、英語の言語の特質上、英語は繰り返しが嫌いという原則があります。
IELTSのtask1では、チャートやグラフを150文字で説明しなさいという問題が出されます。
チャートやグラフの情報を読み取ってsummarize、compareをしなさいと言われます。
この場合もNominalizationをうまく活用して、compareをcomparizonなどにうまく名詞化して、パラフレーズしましょう。そうすることで、繰り返しを防ぐことができます。
まとめ
今回はIELTSのアカデミックライティングで役立つ”Nominalization”=「名詞化」の方法についてご紹介しました。
Nominalizationをするコツは、どのような動詞や形容詞が名詞化出来るかを可能な限り知っておくことです。これからIELTSのライティングを練習していく際も、可能な限りNominalizationの活用していきましょう。
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