目次
大阪梅田の英会話スクールPHILLIP JAMESです。前回「ビジネス英語のススメ 解いておきたい誤解ベスト3」で英語に対する誤解を解きました。
今回はイギリス人と働く私が職場で気付いた、外国人に通じない日本の文化とその対応策をまとめます。
日々の業務、チームワークを効率的に進めるためそれぞれの価値観の違いを知り、認め合うことにより円滑な職場環境が保持することができるでしょう。
通じない日本のフレーズベスト5
1. いつもお世話になっております。
【解説】 日本人は過去を重んじ外国人は未来に期待するため、英語では以前のやり取りを匂わすこの表現は適切ではない。日本のビジネスシーンで万能なこの表現。私も一日何回使うかわかりません。今から仕事の話をしますよ~という合図なのですが英語では存在しません。
【解決策】 スモールトークで共通の楽しい話題で盛り上がってから本題に入る。スモールトークの膨らまし方は同僚がいいお手本です。
2. よろしくお願いします
【解説】 相手方に作業依頼する際に使うフレーズ。何かと直接的な表現の英語には、ぴったりの日本語訳はありません。これに見合う言葉は状況により、例えば上司からの依頼はたいてい最後にThanksで締めくくられます。
【解決策】 断らせない前提で依頼する。
3. 「・・・なので」と語尾を濁す、「○○さんがこう言ってたので・・・」と他人を引き合いに出す等、間接的な表現
【解説】 察してもらえません。状況説明を丁寧にすればするほど聞いている方は煙に巻かれて「こいつは一体何が言いたいんだ?」と状況改善から遠のきます。
【解決策】 他人の意見は参考や例示にとどめ、自分の意見を述べる。
4. ごめんなさい。
【解説】 要注意。謝ることは自分の過失を認める時のみ。他愛もない状況であれば「日本人はよく謝るけど何悪い事したのかな。」と不思議がられる程度で済みますが、好ましくない状況の場合、自分が全てを被ることになります。
例外として、気遣いの言葉として「今ちょっといいかな。Sorry to interrupt」や、故意でなくぶつかったりした時「おっとごめんなさい。Sorry」位はあります。
【解決策】 使わないことに慣れる。
5. お疲れ様でした。ご苦労様でした。
【解説】 仕事上がりの労いの言葉が英語にはありません。
【解決策】 自分が帰るときは「I’m leaving.」見送る時なら「See you later.」でOK。
まとめ
このようにビジネス英語を使う環境にはカルチャーショックも含まれ、伝えたいことを英語で探すことも時には徒労に終わることも。
ですが何より直接的な表現が多い英語はビジネスにおいて非常に効率的な面を含みます。ぜひ違いを知って、お互いのいい点を引き出しましょう。
ビジネス英語を大阪で学ぶなら梅田の英会話スクールPHILLIP JAMESがオススメです。
自分の英語が通じないなら?