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梅田の英会話スクールPHILLIP JAMESです。今日から始まるビジネス英語シリーズ。ライター自ら国内企業で英語を常用し、経営に携わる経験からビジネス英語を使うポイントを紹介。
シリーズ開始3回は導入編として、初回は解いておきたい誤解3つをご紹介。英語ができる、できないにかかわらず知っておいて損はなし。
明日から会社の公用語が英語になったとしても、まずこの3つを押さえて冷静に対応しましょう。
ビジネス英語のススメ 解いておきたい誤解ベスト3
1.下手な英語も英語
何事も「上手くやらなきゃ」と脅迫観念に囚われていませんか。完璧にこなして初めて「できる」と自信を持って対応する日本人。これではビジネス英語は難しくなる一方です。専門性が高くなればなるほど用語は難解になり、機会の少なさから気恥ずかしさが勝ち、頭の中でフレーズを反芻して、組み立てている間に誰かにチャンスを持っていかれます。
打開策は一つ。「自分は英語が下手」と割り切って使うことです。
英語が苦手だからといって外国人の人達に対して何らネガティブな気持ちを持つ理由はありません。ましてや「できない」気持ちから使うのを敬遠するのはもっての外。あなたが英語を使う相手は「英語を喋る人」ではなく「会社にとって有益な人」です。同僚として、お客様として、関わる人全てが大切な存在。繰り返しになりますが、ネガティブになる要素は一ミリもありません。
上手い下手ではなく英語を使うことがポイント。周りは全員先生。商圏を広げることができるのが英語です。
2.英語はツール
今<1.下手な英語も英語>で割り切ったことにより、少に余裕ができました。次にすることは、英語を商売道具だと認識すること。
日本人は母国語は日本語です。恵まれた言語環境で育った場合を除いて、英語を使った経験が少なくて普通です。
英語=魔法のようなモノという認識を持っていたら視点を変えて、備えていると便利な道具くらいに思ってください。
- ・自分の好きなこと
- ・自分の専門
- ・自分のプロジェクト
- ・自分の考え等々
それらを表現するツールとして英語が役立ちます。商売道具を使うのはあなた自身です。綺麗な道具を磨くのもいいですが、上手に使う練習のほうがビジネスではもっと役立つでしょう。
3.仕事ありきの英語
時々、こんな話を聞きます。
「帰国子女の同僚は英語がペラペラで自分は・・・。」
ちょっと待ってください。英語が仕事をしてくれるでしょうか。答えは「NO」です。魔法の「英語」が全てを叶えてくれるわけではありません。英語が必要な状況を省みてください。それは自分のしてきたこと、実績、経験、立場があって求められている状況ではないでしょうか。つまり現場で求められているのはあなた自身であり、「英語」という商売道具を使うのもあなたです。
身に着けたビジネススキルは常に活用すべき。経験値は減りません。ぜひ自信をもって英語に向かってください。
まとめ
ここまでビジネス英語を使うにあたって解いておきたい誤解ベスト3を挙げましたがいかがでしたでしょうか。
周りと自分を比較する傾向の強い日本人、義務感の強い日本人は責任感や気恥ずかしさが優先して、完璧を求めるうちに英語を使うタイミングを逃しているようにも見えます。もっと経験して、試して、ビジネス英語を使う自分を鍛えてください。
言葉の違い、文化の違い、ビジネスマナーの違いなど、日本人としてどう動くべきか、その辺りは次回以降に。
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