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大阪梅田の英会話スクールPHILLIP JAMESです。IELTSのスコアアップに必要な基本知識の一つは、英単語力です。
英単語はIELTSのリーディング、リスニング、スピーキング、ライティング全てに共通するスキルです。IELTSのBand Scoreが5.0到達しない方は、語彙力不足な影響がかなりあります。
そんな語彙力強化のために、今回はIELTS単語集でオススメのアプリと英単語帳をご紹介したいと思います。
英単語力は、IELTSのスコアに比例するので、可能な限り英単語力を身に着けておきましょう!
IELTS(アイエルツ)の単語レベルとは?
一般的にIELTSに必要な単語数は6,000語~12,000語と言われています。
この単語レベルがどのくらいか分からないと思うので、よく使用される英単語数とレベルが示されているものをご紹介します。
2000語レベル: 日常会話レベル
4000語レベル: 中堅大学受験レベル
5000語レベル: 難関大学受験レベル
6000語レベル: 研究者レベル、専門用語習得レベル
しかし、この膨大な単語をすべて暗記しようとするのは効率が良くありません。
単語が分からなくても前後の文脈で分かるように、文章を理解できるだけの必要な単語の数を長期記憶に保存することです。
IELTSにはライティングセクションで実際に英文を書く必要があるので、単語のスペルに自信がない方は、単語を書いて練習する時間も必要かもしれません。
IELTS(アイエルツ)単語の覚え方
IELTSの単語は一朝一夕で覚えられるほど甘くありません。日本語でもなかなか使わないアカデミックな英語を覚える必要があります。
僕が個人的にオススメしたいIELTS単語の覚え方は、このような方法です。
単語は寝る前に勉強する
これは議論がある話ですが、僕は個人的に夜寝る前に単語学習をした方が定着が良かったと思ってます。(これが科学的に証明されているかまでは知りません笑)
寝る前に単語を10個覚えるなど習慣を作っていけば、徐々に単語量を増やしていくことができます。
毎日復習する
新しい単語を覚える時は、可能な限り毎日覚えた単語の復習が出来ると定着率が高まります。
単語だけを覚えようとすると、この復習の時間が全く足りなくなるので、文章で単語を覚えていくと、その文章で使用されている他の単語も一緒に覚えられるので、効率が良いです。
同義語・反義語を一緒に覚える
効率的に英単語を覚えるには、1つの単語を覚えるときに、その単語の同義語(同じ意味の違う単語)と反義語(反対の意味の単語)を一緒に覚えることです。
そうすることで、1つの単語を覚えるときに、同時に最低3つの単語を習得することが出来ます。この3倍の効果が、覚える単語が増えれば増えるほど効率的になります。
IELTS(アイエルツ)オススメ英単語参考書
IELTS初心者向け英単語帳
DUO 3.0
DUO3.0はハッキリ言ってIELTS用の英単語帳ではありません!しかし、IELTSでOverallが5.0以下の人や、TOEICテストで600点以下の方は基本の単語力が不足しているので、まずは基礎単語力をこの本でつけましょう。
DOU3.0で勉強する単語は、アカデミックな英単語ではなくジェネラルな英単語(日常で使用するようなもの)です。基礎の英単語が身についたら、次は下記で紹介するアカデミックな英単語を強化していく必要があります。
IELTS受験前に時間があり、初級者だと自覚がある方は、早めにこちらの本で基礎を身につけておきましょう!そうする事で、アカデミックな英単語を学ぶ時により効率的に学習を進めることができます。
IELTS中級者向け英単語帳
実践IELTS英単語3500
IELTSの単語対策本として、日本語で初めて出版された本です。
この本では、英語の綴りや発音(CD)がイギリス英語になっているので、イギリス英語に慣れていない人にはよい勉強になるのでオススメです。
また、同義語に関しても多数載っているので、同義語と一緒に単語を覚えることで、学習効率が良くなります。また、パラフレーズ(言い換え)はライティングでは必須なので、それにも役立ちます。
TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)
TOEFLを受験する人が必ず持っていると言っていいほど有名な単語集です。
なぜIELTS対策なのになぜTOEFLの単語集を紹介するかというと、IELTSのアカデミックモジュールとTOEFLのテスト目的は同じだからです。
そのため、現地の大学で使用するような単語がTOEFLの単語集でも出てきます。
IELTS必須英単語4400
2016年に出版された比較的新しいIELTS単語集です。4400単語のうち、英単語が3300、英熟語が1100個収録されています。
IELTSでスコアアップに悩んでいる方に多い例で言えば、知っている単語の数は多いけど、英熟語の知識がほとんどない方が多いです。
なぜ英熟語の知識が必要かというと、英熟語では知っている単語の意味とは全く違う表現になる場合も多いからです。
「英熟語対策はどうしたらいいですか?」とよく聞かれますが、単語と英熟語は覚えるしかないので、頑張って覚えていきましょう!
Vocabulary in Use High Intermediate Student’s Book with Answers
100ユニットに分かれたトピックで、様々な状況を理解することが出来ます。海外の英単語集でよくある白黒のページではなく、イラストがカラーなのが珍しい本です。
ユニット毎に覚えた単語に関する問題があるエクササイズページが用意されているので、より実践的に英単語を記憶することが出来る。
CDが付属されていないのが、この本の欠点です。
Academic Vocabulary in Use Edition with Answers
Vocabulary in Useシリーズは海外では人気の英単語集です。IELTSのアカデミックモジュールを受ける人には必須のアカデミック単語を覚えるのに適した単語帳です。
今回のAcademic Vocabulary in Useはその中でも、大学などのアカデミックフィールで使用する単語をカバーした単語集です。
IELTSのアカデミックモジュールでは、その名の通りアカデミックな英語が求められているので、それに基づいた英単語も数多く出題されます。
そのアカデミック英語対策に一番適しているのが、こちらの本です。英語全て書かれていますが、英語の本になれることもIELTS試験の勉強の一つです。50ユニットに分かれていて、1ユニット毎にエクササイズがあることがこの本の良い点です。
問題を一度問いてみて、実際にどの単語が分かってないか知ることで、英単語の記憶への定着率が高まります。
Vocabulary for IELTS with answers
Cambridge Vocabulary for IELTS Bookはテーマ毎に分かれており、そのテーマに基づいた英単語を学習していくことが出来ます。
この本の良いところは、覚えた英単語をIELTSのリーディングやリスニングにどのように役立てていくかを教えてくれる点です。
実際にリーディング問題を解くために、覚えたIELTSの英単語を使用するので、英単語が長期記憶に残りやすいです。
IELTSのアカデミックモジュールを受験する方は絶対に持っておいた方がよい英単語集です。ケンブリッジ大学出版から出ている本です。本にはCDが付属されています。
日本でよく見かける単語と例文が書いてある単語帳というよりは、単語を覚えるための質問が書かれているワークブックのような本です。
内容は、一般的なトピックからアカデミックライティングに必要なボキャブラリーの補強が出来るように作成されています。
価格は約3,000円(Amazon価格)と日本の単語帳に比べれば少し高めですが、IELTSを何回も受験することを考えると、この本で一回合格を狙う方がかなりお得になります。
Cambridge Vocabulary for IELTS Advanced
Cambridge Vocabulary for IELTS Advancedは上記の本の上級本です。
IELTSスコアで6.5以上を狙う方には、こちらの本で勉強していくことをオススメします。Overall7.0以上取得している学生さんは、この本で勉強してた方が多い気がします。
やはりIELTSを共同開発していたケンブリッジの出版なので、IELTSの受験生が間違えやすい箇所をよく分かっているなーと納得する一冊となっています。
Barron’s Essential Words for the IELTS
Barron’s Essential Words for the IELTS はPHILLIP JAMES英語学校でも保有しているIELTS単語集です。海外ではIELTSの単語対策としては有名な本です。
この最新版の本では、単語のパラフレーズが練習できる問題が追加されています。パラフレーズはIELTS試験のようなアカデミック英語でも必須のスキルなので、これを利用してしっかり勉強しましょう。
IELTS単語集の日本語版が出る前までは、日本でも多くのIELTS受験者が使用していた本となっているので、オススメですよ。
IELTSのリーディングやリスニングセクションの参考書は、IELTSおすすめ参考書を参考にして下さい。
自宅学習だけじゃ不安なあなたに
IELTS(アイエルツ)オススメ単語アプリ
s7IELTS IELTS Speaking band 7+
s7IELTS IELTS Speaking band 7+はIELTSのスピーキング対策が出来るアプリです。模擬試験をアプリを通じて受けることができ、それを録音できるアプリです。
スピーキングパート2の対策としては、トピックが書かれたカード見て、2分間実際に話す練習ができます。
価格は有料ですが、360円とそれほど高くないので、IELTSのスピーキング対策が必要な方にオススメです。
ダウンロード:iOS
IELTS Word Power
こちらもIELTS試験対策用に作られたアプリです。100問以上の問題が11分野に分かれており、スピーキングやライティングに活用できる単語を学習できます。
IELTS Exam Preparation
IELTS Exam Preparationは英語でIELTSの単語を学べるアプリです。
IELTSで出てくる単語のテストを受けることができます。このアプリの利点は、英単語の説明を英語で理解出来ることです。
英-英で単語を理解するクセをつけると、英語のパラフレーズ能力が格段に上がります。
IELTSテスト英単語4000 LITE
IELTSテスト英単語4000 LITEは、IELTSに必要な英単語のテストをアプリで行うことが可能です。
こちらは無料版ですが、課金すれば広告などを消すことが可能となります。
IELTS単語学習サイト
ワードエンジン IELTS英単語コース
ワードエンジン IELTS英単語コースは、1日10分間勉強していくことで、IELTSの単語を長期記憶に記憶しておくことを目的として作られたサイトです。
フラッシュカード
サイトワード
サウンドバブル
上記の3つのモードから学習モードを選択することが可能です。
AWL
AWL(Academic Word List)とは、ニュージーランドのVictoria University of WellingtonでAveril Coxheadという方の論文でまとめられたアカデミックな英単語を集めたリストです。
こちらのリストは合計570語でできており、レポートや論文を英語で書くのに役立つ単語となっています。
IELTS頻出単語リスト
IELTS試験で気をつけておきたい頻出の英単語は、下記のリンクで紹介されているので、時間がある方は是非目を通しておきましょう。
Vocabulary for IELTS: Word Lists, Exercises $ Pronunciation
まとめ
IELTS単語集オススメはいかがでしたか?単語を覚えるのには時間がかかります。
日本人が苦手なライティングやスピーキング対策にしっかりとした時間を割くために、IELTSの英単語対策は出来るだけ早めにやっていきましょう。
英単語力が上がると、必ずIELTSスコアアップに繋がってくるので、ぜひ単語対策を始めてみて下さい。
IELTS対策については下記の関連記事もぜひ勉強の参考にしてください。
基礎的な英単語に不安がある方は、英語初心者におすすめの英単語帳で基礎力をまずはつけていきましょう
大阪梅田の英語学校PHILLIP JAMESではIELTS対策コースを行っていますので、独学でIELTSスコアアップに悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談にお越し下さい。