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大阪市の英会話スクールPHILLIP JAMESです。たまに、看護婦は英語でなんて言うの?という質問がありますが、これはけっこう海外でよく勘違いしやすい質問です。
海外で恥ずかしい思いをしないためにも、看護婦と看護師の違いを理解しながら、適切な英語での表現を理解していきましょう。
日本で看護婦と看護師の違いは?
現在日本では、男性女性区別なく「看護師」という呼称が正式になっています。しかし、この改正があったのが2002年の「保健師助産師看護師法」によってです。
1948年に公布された「保健婦助産婦看護婦法」においては、「看護婦」は男性と女性両方の性別に使用されていたので、分かりにくい名称となっているのでしょう。
看護婦と看護師の違いの詳細はこちらのWebページが参考になります。
英語で看護師と説明するのに恥ずかしい間違い
日本で看護婦=女性、看護師=男性と認識している方が、海外の男性看護師に対して、
“He is a male nurse.”
という事を言ってるのを聞いたことがありますが、英語の”Nurse”という言葉は性別によって区別されてないので、変な表現になっているのを気づかない方がおられます。
このように、海外で恥ずかしい思いをしないために、日本でも性別関係なく「看護師」という認識を持つようにしていきましょう。
看護師の英語での名称まとめ
正看護師
正看護師はよくRN(registered nurse)の名称で呼ばれます。海外では日本のように国家資格を持っている人がナースになるというよりは、大学などで看護学位号を取得して、現地の医療協会などに登録してナースとして働く国が多いです。
この登録したナースということで、Registeredという表現が使われています。
イギリス英語: a state registered nurse
アメリカ英語: a registered nurse
海外の看護免許取得の流れは、オーストラリアで看護師免許を取得する方法を参考にして下さい。
准看護師
准看護師はイギリス英語とアメリカ英語で呼び方が異なります。特に看護師留学として有名なオーストラリアやニュージーランドに行く場合は、イギリス英語の呼び方で使われていることが多いので注意しましょう。
イギリス英語: a state enrolled nurse
アメリカ英語:a practical nurse
病院看護師
病院で働いている看護師は、名前のままhospital nurseという表現で大丈夫です。
イギリス・アメリカ英語:a hospital nurse
看護師長
あなたが昇進して看護師長になったときは、英語でこのように表現します。
イギリス英語:a ward sister
アメリカ英語:a chief [head, supervising] nurse
まとめ
看護婦を英語で何と言うの?という質問に対する回答はどうでしたか?
日本では、まだ看護婦と看護師の両方を使う方がおられますが、法的には「看護師」が統一の呼称です。
海外では”Nurse”が統一された呼称なので、看護師=Nurseということで覚えていきましょう。
海外でナースになるためには、看護師としての学士号と英語力の証明が必要になってきます。大阪梅田の英会話スクールPHILLIP JAMESでは、看護師の方の看護留学を支援するIELTS対策コースを準備しています。
また、英語力を上げていくことで、日本の病院でも英語での対応が出来る看護師になれます。大阪で英会話を学ぶ時も、ぜひPHILLIP JAMESにお越し下さい!
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