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こんにちは、英語学校PHILLIP JAMES Philipです。
風も冷え込みはじめ、秋も終盤になってきましたね。
もうすぐ10月31日ということで、今回はハロウィンについて。最近では日本でもおなじみのイベントになってきましたが、どんな風にハロウィンという文化ができていったのでしょう?
小話を交えて、一緒にみていきましょう。
その1 ハロウィンの起源
2000年以上前にアイルランドで行われたハロウィンバガン。
アイルランドの原住民であるケルト人は、日が短くなり、夜が暗くなるにつれて、幽霊と生きている人間が出会うと信じていました。
幽霊が普通の人に出会うと、幽霊はその人に不運を与えるなど悪いことをするかもしれない。
その2 仮面をかぶるのは
仮面をかぶる習慣は、幽霊に自分を認識されないようにするためでした。
仮面をつけていない人が幽霊に出会うと、幽霊がその人を認識してしまうかもしれない。仮面をつけていると、幽霊はその人を別の幽霊だと思い、放っておいてくれるというわけです。
その3 カボチャの顔を彫る
カボチャの顔を彫るのは、アイルランドやイングランドでヤギを追い払うために始まりました。
イギリスとアイルランドにはスウェーデン(swedes)という大きな野菜があり(スウェーデン「人」ではなく……たしかに彼らも “Swedes(スウェーデン人)” ですが!)、これはとても丈夫で、彫るのはもっと難しいのです!
イギリスでは、最近、カボチャの顔を彫るようになりました。
その4 ハロウィンパーティ
最近はイギリスでもハロウィンパーティーをするようになりました。
ですが伝統的な視点で見ると、昔のハロウィンは野菜を使って怖い頭を彫って、窓際に置くだけの日だったようです。
その5 そしてハロウィンはアメリカへ
ハロウィンは、1840年代にジャガイモ飢饉から逃れるためにアイルランドから移民してきた人たちが、北米で始めたものです。
そしてハロウィンの伝統は瞬く間にアメリカ全土に広がり、大変な人気となりました。